この記事では、「英語の勉強が授業だけだと分からない」「効率よく勉強したい」という中学生・高校生のあなたに、明日から英語の成績が良くなる簡単な勉強法を3つご紹介します。
公立高校、国公立大学に受かりたいなら、この勉強法で周りのみんなと差をつけよう!
最後まで読むと成績が良くなる方法と理由について知ることができます。
この記事を参考に実践して成績アップと志望校合格への一歩を踏み出そう!
英語の勉強につまづく理由
英語を読むのに必要な要素は、単語と熟語、そして文型の3つです。この3つの要素を覚えていればある程度英語を読むことができるでしょう。
英語の5文型
✔第1文型:S+V (主語+動詞)
✔第2文型:S+V+C (主語+動詞+補語)
✔第3文型:S+V+O (主語+動詞+目的語)
✔第4文型:S+V+O+O (主語+動詞+目的語+目的語)
✔第5文型:S+V+O+C (主語+動詞+目的語+補語)
上記のような5つの文の型を覚えて、単語を当てはめていくことで英文を読むことができると学校で教わりますよね。
実際にこの文型通りに単語を入れてみると、文として読むことができるようになります。
しかし、受験で出題される英語の長文に苦労している生徒がほとんどです。これは何が原因で起こるのでしょうか?
原因となる要素について以下にまとめていきます。
‣覚えている単語・熟語の量が少ない
‣1単語ずつ日本語訳しようとする
‣文型などを気にせず、長い文を一気に読もうとする
‣前後の文の意味から推測しない
‣頭の中でゆっくりと音読している
‣段落を意識せず読む
以上の6つが英語の長文を読めない主な原因です。あなたが今、英語の勉強につまづいているとしたら単に勉強不足というわけではなく、英語の長文を読むことに「慣れていない」ということです。
では、どのようにして英語の成績をアップさせるか、その方法について解説していきます。

成績を上げる3つの勉強法
ディクテーションで英語力アップ
ディクテーションとは英語の音声を聞き、一語一句書き取る学習スタイルであり、リスニング能力を鍛えることができるだけでなく、総合的な英語力の向上が見込める勉強法です。
【ディクテーションのやり方】
- 穴埋め方式:聞き取る英文の数か所を空欄にして、抜けている単語を聞き取り、埋めていく方法。勉強し始めの慣れないうちはこのやり方がおすすめ。
- 全文書き起こし方式:聞き取る英文を一語一句すべて書き起こす方法。ある程度慣れてきてから始めるのがおすすめ。
ディクテーションを用いた勉強法は受験にとってリスニング対策となるだけでなく、英文を読むスピードの向上にもつながります。
ディクテーションを通して、正しい英語の読み方を覚えていくことで、英文を一語ずつ読む癖を減らし、一文で読めるようになっていくでしょう。慣れないうちは同じ英文を何度も聞いて進めるようにしましょう。
また受験時にありがちな、「時間が足りなくて解き切れなかった」とならないためには、英文を素早く読み問題を解くことが必須です。
今すぐディクテーションを使って勉強し、ライバルたちに差を付けよう!
文型に合わせて/(スラッシュ)を入れて読む
次に、文型を意識して/(スラッシュ)を入れてみましょう。
例として、第4文型:S+V+O+O (主語+動詞+目的語+目的語)の例文に当てはめていきます。
I / gave / her / a present.(私は、彼女にプレゼントをあげた)
I gave her a present.と比較してみてどうでしょうか。/(スラッシュ)を入れてある英文のほうが視覚的に見やすくなります。
英文は長くなればなるほど、S(主語)やV(動詞)の間にいろんな単語が入ってきて見分けにくくなります。だからこそ、文の中に/(スラッシュ)を入れて読みやすくしていくと良いでしょう。
慣れないうちは一つ一つの単語を/(スラッシュ)で分けて読むことをオススメします。英熟語や過去形、ing形などの長いかたまりにも対応できるよう慣れるまでは地道ですが、コツコツ頑張りましょう!
段落ごとに読む
最後に、英語の長文を解くときのコツを紹介します。
長文を解くときのコツはズバリ、「段落ごとに読む」です。
なぜなら、問題も各段落に合わせて作られているからです。
そもそも段落とは内容が同じ部分を1つのかたまりとしているので、各段落で内容が違っています。つまり、問題を解く際に1段落につき1つ問題の答えに繋がる文や単語が存在しているのです。
段落を1つずつ分けることは、英語の長文を内容ごとに分けることと同じです。
段落内の英文は全部を日本語に直す必要がなく、単語から内容を推測できる英文もあります。このやり方では、段落のおおよその内容を理解することで分からない単語があっても日本語で穴埋めしながら読むようにできる方法なのでおすすめしています。
また長文問題はテストや受験でも得点の比率が高いため、長文問題対策をするのとしないのでは、志望校合格に天と地ほどの差が出るでしょう。
長文を解くときに「問題を読んでから本文を読もう」、「必要な個所だけ日本語に直そう」など、長文対策にはいろいろなやり方が存在しますが、多くの学生は読めない単語や文が出てきて、日本語に直すのに時間がかかり、解き切れないというパターンになってしまうことが多いです。
ぜひ段落ごとに分けて読むようにし、解くスピードを上げていこう!
入試問題の翻訳を実践!(実例付き)
実際に英語の長文を読む際のコツとして段落ごとに分けてみましょう。
以下は2024年東京都入試で実際に出題された英文の一部になります。

第1段落
ユミは日本の高校2年生でした。彼女は英語が得意で、海外に行くことに興味がありました。彼女はどれだけ英語でコミュニケーションが取れるか試してみたかったのです。5月のある日、インターネットで、夏休みの2週間、ニュージーランドでのホームステイに関する情報を見つけました。ユミはそれに興味を持ち、兄のマサオに相談しました。彼女は彼にカナダでのホームステイの経験について尋ねました。マサオは彼女に言いました。「僕はそこで英語を話したり、たくさんの友達を作ったりして楽しかったよ。君もニュージーランドのプログラムでそうするべきだ。」彼女はホームステイ中に高校に行くことを楽しみにしていました。彼女は何か日本らしいものを紹介したいと思っていました。
第2段落
8月上旬のある水曜日、ユミはニュージーランドに到着し、ホストファミリーのリリーとジャックに会いました。ユミはリリーと同い年で、ジャックは6歳でした。ユミは彼らと色々なことを話しました。すぐに彼らと仲良くなりました。
第3段落
土曜日、ユミとリリーはリリーの家の近くの農場に行きました。リリーはよく牛や羊の世話をしていました。ユミは彼女をあまりうまく手伝うことができませんでした。しかし、彼女はそれを楽しみにしていました。リリーはユミに言いました。「私はこれらの牛や羊の世話をするのを手伝ってきたの。私は農家になりたい。私の農場の牛乳で作ったアイスクリームをみんなに食べてもらいたい。」それからリリーはユミに尋ねました。ユミは何も答えることができませんでした。彼女は将来について明確な計画を持っていませんでした。彼女はそれを少し恥ずかしく思いました。
第4段落
日曜日、ユミはジャックと遊びました。彼女はジャックのために紙風船や鶴など、いくつかの折り紙を作りました。ジャックは紙風船を投げて楽しみ、「ラグビーボールのような他のものも作れますか?僕はラグビーをするのが好きなんだ。」と言いました。ユミは「作り方を調べてみよう」と言いました。彼女はいくつかの折り紙のウェブサイトを見つけました。彼女はラグビーボールを作ろうと試みて、1つ作りました。しかし、ジャックは最初は作ることができませんでした。ユミの助けのおかげで、彼はのちに折り紙のラグビーボールを作りました。彼は「どうもありがとう!」と言いました。ユミは、折り紙がジャックに日本について学ぶ機会になるかもしれないと思いました。
第5段落
火曜日、学校でユミは日本の8月のイベントをクラスに紹介する機会を得ました。彼女は夏祭りについて話し、花火や屋台についてのビデオを見せました。ビデオの中の人々は様々な種類の食べ物を食べていました。何人かのクラスメートはお好み焼きに興味を持ち、ユミにそれについて尋ねました。彼女は「小麦粉、卵、キャベツから作られています。好きな物は何でも入れることができます。」と言いました。放課後、クラスメートのケイトがユミとリリーを週末に開催されるパーティーに招待しました。ケイトは家族とお好み焼きを作りたいと思っていました。彼女は近所の人たちを招待し、ユミに助けを求めました。
実際の試験では、本文はまだ続きますが今回はまるまる1ページ分の日本語訳を載せました。
英文では難しく感じる長文でも、日本語に直すと内容自体は小学生でも理解できるように作られているのが入試英語です。
入試においてはこの長文を全部読む必要はなく、各段落ごとに大まかな内容が理解できていれば解くことができるでしょう。
まずは短い文の日本語訳をしていくことに慣れていき、入試問題レベルの長文には徐々に慣らしていくことで英語の得点力アップです。
そして入試前には必ず過去問を使って時間内に解けるか、大まかな内容の要約ができているかというのを確認してから本番の試験に臨むようにしよう!
まとめ
英語は志望校合格だけでなく、その後の将来にまで役立つスキルとしても非常に重要度が高い科目です。しかし、その分覚える単語や文法の量が多いものなので苦手意識を持ってしまうこともあるでしょう。
受験に必要な英単語は高校受験で2500語、大学受験で5000~7000語必要だと言われています。全部覚えることができれば受験で向かうところ敵なしですが、なかなか難しいですよね。
入試では限られた時間のなかで問題を解き切る力だけでなく、分からない部分でも推測して答えを求める力も身に付けなくてはなりません。
そのためには、今回ご紹介した3つの勉強法を使って英長文を読む訓練を繰り返し行っていきましょう。
✅ディクテーションをやろう
✅文に/(スラッシュ)を入れよう
✅段落ごとに分けて読もう
